Album 18 林田英子教室  十人十色 なげいれ花十二ヶ月 2018/ 8


「暑中お見舞い申し上げます」



−美しきもの−

貝殻

30年前、貝殻に魅せられ、夢中になり集めていた時期があります。ただ収集と言っても、美しい!おもしろい!という素人レベルです。
今夏、何十年ぶりに<私の宝箱>開けてみました。 その一部です。



ユニークな クマサカ貝

貝殻収集のきっかけは下の写真↓「 クマサカガイ 」。 殻にいろいろなものをくつけて生息しています。そのおもしろさに、当時 「え〜〜〜!」


巻貝ばかり、くつけています。  2枚貝がお好み。その2枚外の内側が
全て外に向けられて付いていますね。
殻が死骸であることを示す事で、捕食者から
身を護っていると言われています。
 小石もよく付けるものの1つ。他にもいろいろな
ものを付けることが確認されています。
 細かい欠片ばかし付けています






■ 海の底の美術品

薄くて、軽くて、優美な美しさ

   
テンシノツバサ(天使の翼)  ニオガイ科 カイダコ(貝蛸)   アオイガイ科





■ 螺旋の美



オウムガイ (鸚鵡貝)              殻の断面

チマキボラ (千巻法螺)

クルマガイ(車貝)

4.クルマガイは
英語ではアーキテクト(建築家)シェル

完全な渦巻きを示すものの1つと言われます。
  5
1.オウムガイは、太古の化石と近い姿で現存している<生きた化石>の一つ。 3.巻貝の外郭を削ったもの   オオイトカケガイ
(大糸掛貝






■ カラフル


ヒオウギガイ(檜扇貝)
ウニ(雲丹)  トゲを取ると こんなにカラフル

                         モノトーンのモダンな模様→






● 多様なかたち 2j枚貝 
 
■リュウキュウアオイガイ
英名は True Hear cockle




(ブロークンハートといったところ)


リュウキュウアオイガイは
さまざまな固体色があります。

シュモクガイ
英名は White Hammer

 
(外側)

(内側)

シュモクガイは薄くて扁平。
名前は、仏具の鐘を叩く
「撞木(しゅもく)」に似ていることから。

マドガイ



(内側)         (外側)

マドガイは銀白色の半透明の殻。
とても薄く、撮影時の台紙の色が
少し映りこんで見える位です。
そっと触らないと縁辺りが欠けそうです。

この2ミリ程の薄さのペッタンコな殻の中に
生物が生息していると想うと不思議です。

ランプシェードやモビールなどに
よく使われていますね。





「偕老同穴」 ―海綿生物



 
 繊細に編まれた美しい籠のよう。「ビーナスの花カゴ」の呼称があります。


■カイロウドウケツ カイロウドウケツ科)

下端の長い根毛で固着して、深海底に左の写真のように立って生息。触るとガラス質であることがわかります。
中には透明な「ドウケツエビ」が 番いで1組、寄生。死ぬまで中に住みつきます。
(→中で成長して大きくなるので、もう出られなくなる…)
この生態が「偕老同穴の契り」の言葉の由来。



「偕老同穴」 かいろうどうけつ

『生きては偕に老い、死んでは同じ墓に葬られる夫婦の固い契り』の意。
現代においては、この意の実際は、変わってきているかもしれません。





教室の皆さんと 「貝殻を愛でる」 ひと時を、何れもてたら…と思ったりもします。


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