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「山を歩く」

写真はすべて受講生撮影です


自然からの便り



2024/1/14
新年・山へ
写真 K.Yukiさん

 
昨日、高祖山に登ってきました!
澄み渡る青空。とても気持ちが良かったです!
!(Yuki.Kさん)
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 印象派コローの絵画のような空気感です。
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K.Yukiさんの目に映っている故郷の景色。それらは心が洗われる空気に満ちています。まさにカメラは「心の眼」。
花も同じです。それぞれが道のりはまだまだ遠いかもしれませんが
<見せる花>を超えて<見えてくる花>へと、自身も求め続けていきたいと願っています。(林田)










2023/11/5
10/22 雪と紅葉の谷川岳 | 山ウォッチング⑨
写真・文 F.youkoさん

「群馬と新潟の県境にある「谷川岳(標高1,963m)」に登りました。この日は10/22。本来、山頂は紅葉真っ盛りのはず、で、この日を待っていました。
しかし当日、朝起きたら山が白い!!今年も雪の季節到来です。登ると予想以上に積もっていました。」

 谷川岳
「雪
紅葉登山道」

朝起きたら山が白い!!
「時々晴れ間がある瞬間や雲がきれる瞬間がとてもきれいでした。」
「普通、紅葉が終わり、一定の期間があって雪が降ります。紅葉と雪が一緒に見られる年は、ほとんどないです。」


下山の時に晴れてきました。」










2023/9/7

山形 | 庄内 「月山」 弥陀ケ原湿原< 天空散策 >
写真・文 K.nanaeさん

 「先日遅い夏休みで、庄内 月山の弥蛇ケ原湿原へ初めて行きました。
月山は標高1984メートル。八合目までは車で1時間ほど上がります。
山中は車が双方向で行き交うことができないほど道が細いので、道の端から見える崖下の景色には恐れを感じるほどでした。」

「そして、雲が間近に感じられるくらいになると、いきなり眼下に開けた世界が…!! 息をのみました。
何ともこの世とは思えない、月面に降りたような、違う惑星に来たような気持ちになりました。
ちょうど山伏のような人びとが唄を歌っていたのですが、それが湿原に響き渡り歩いていると不思議な気持ちに満たされていきました。」
「月山は成層火山で、噴火を繰り返し繰り返し起こし、堆積して溜まった結果このようななだらかな台地ができたのだそうです。
辺りが静閑な中、小さな花たちが秘めやかに出迎えてくれました。」
 K.nanaeさん










2023/3/19
雪山 | 山ウォッチング⑧
写真・文 F.youkoさん

「林田先生、昨日はお稽古ありがとうございました。
みてもらいたいと思って撮りためていた近所の裏山(標高700m)のウォーキングの模様をお伝えします。
昨日、持って行ったまんさくを採った場所です。
近所の人が「雪が残っている季節、登るのは最高だよ」と教えてもらい、行ってみることに。
装備は長靴に加えアイゼン、ストックが必要。
ストック忘れた人のために、登り口には「これ使って」的な常備品もあります。」


「何人もの人が登っている跡が―」

「しばらくのぼっていくと、山の様子はこのような感じ。日の当たって雪が溶けている
右側は急斜面」


写真ではわかりにくいですが、足跡がついているところ以外は斜面。案外、歩ける横幅が狭くてドキドキします。
いつも歩いている道ですが、かなり新鮮な気持ちに。
陽はポカポカ暖かいのに、地面からは冷気が上がってくるようなとても気持ちいいです!!左斜面の木々はコブシの群生」


「写真はまだ雪景色ですが、日に日に溶けてきています。
手間の木々のような日が当たる斜面に「マンサク」が生えています」














2022/10/9
苗場山と草紅葉 | 山ウォッチング
写真・文 F.youkoさん


「先週の土日は全国的に晴天で絶好の山日和でした。スタート地点からの景色。↓すでにここは標高1200m
ここから苗場山の頂上まで約
1000m登ります。」


出発
「スタート地点周辺には梅鉢草が一面に。」



「これは登り斜面の様子で、このような急な石斜面を1時間強登り続けます」


 「中の芝」

「のぼりつめると、やっと一息。
ここは「中の芝」というビュースポット兼ホッと一息場所。
ここからは視界がひらけてくる楽しいコースが続きます」
  正面に見える湖は田代湖


「ここまで登ってきました!
「途中から見える景色。今から正面の山・苗場山へ向います


「稜線の登山道には人の姿。雄大です」


苗場山の頂上へ到着  < 雲上の湿原>


 苗場山・高層湿原 


    下ります。

「苗場山頂上から下ろうとしたところ。
正面に見える稜線は道。下るのも怖いです」










 「下界ではみることができない、美しい色に感動します」→










2021/8/2
7.11 「月山」登山 | 山ウォッチング
写真・文 F.youkoさん

「リフトから降りた場所、ここからスタートです。 
標高約2,000m。まだところどころ雪が残っており、アイゼン(登山靴の裏につける金属の爪)を装着して登りました」

「少し前の711日、花の山で有名な百名山・山形の月山(がっさん)に行ってきました。
お花の名前を調べていたらお便りするのが遅くなってしまいました。
月山は、かなり気軽に登れる山で8合目までリフトで昇ります。
梅雨明け前なので終日曇り…、雨も降ってきそうだったので爽快な景色は望めませんでしたが、なんとか登れてよかったです。
まだ雪が残っていますが、今がいちばんの花の見頃。雪解けと同時に一斉に咲き出します」

 コバンケイソウ  ニッコウキスゲ  ヤマブキショウマ
 斜面一面群生しています。  一面に咲き乱れていて、
花のサイズも大きいです。
 

 
 イワカガミ  山のあざみ ガクウラジロヨウラク
 この姿大好きです。  葉の形がいかつく、凄いです。  

 チングルマの群生   ヨツバシオガマ
 ヨツバシオガマは、根はほかの植物に寄生し、自らも葉で光合成を行う半寄生植物とのこと。


   
ミヤマウスユキソウ  
一部の地域にしか分布しない珍しい高山植物。東北の誇る名花で「日本のエーデルワイス」と言われています。 


     
 ハクサンイチゲ  ハクサンフウロ  ゴゼンタチバナ
 月山を代表する野草の一つ。
たくさん咲いています。
 薬草、ゲンノショウコの仲間。 秋になると、赤い実をつけます。 


ミヤマウスユキソウ
「今年も山にたくさん登れるよう、鍛えたいです。」Fさん。










2021/4/11
「角田山・登山」  | 山ウォッチング⑤
写真・文 F.youkoさん


お住まいの新潟の名山を登山しておられる山女子 Fさんから<登山便り>届きました。


「スタート地点。振り返るとこんな景色が広がります。
夏は海水浴で賑わいます」


角田山、早春の草木
<カタクリの山>と言われるほどカタクリが豊富な角田山。
 一面カタクリ斜面が続きます! 白いカタクリ  雪割草とカタクリ

     
高さ15cmほどのトキワイカリソウ   ナガハシスミ ヒメショウジョウバカマ

椿も満開です。 木五倍子が鈴なり。 花も大きいです 山頂に到着です!
「しばらく運動してなかったので疲れました!!」

Fさんの四季折々の山便り <山の草木花ウォッチング>、毎回楽しみにしております。
2ヶ月前に「今年は近年 稀に見る大雪です。」とのお便りを頂きました。→2/9「雪景」
雪国の人にとっての春の訪れは、首を長くして待ち望む<大地の歓喜>そのものだということを
Fさんのお便りで、改めて感じました。(林田)











2021/2/9
雪景 
山ウォッチング
写真 F.youkoさん

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私がいる処はいま大変寒く、今年は近年 稀に見る大雪です。
昨年などは雪が異様に少なかったため、外で花材を採りに行くことができましたが
、今年は全然無理です。
普通の道で2mは積もっています。早くお教室がはじまるのを首を長くして待っています」

新潟にお住まいの山女子 Fさんからです。お便りを頂いて思い出されたことは
30代の頃、 雪氷に生きた雪氷学者 高橋喜平さん(1910-2006)の 「雪と氷」の写真集との出合いです。
そこに映し出されていたのは、まさしく「雪の花」でした。
そして、川瀬敏郎先生の最初の作品集「風姿花伝」(1981年刊)
その本のカバーは、雪の中に真紅の落ち椿一輪…」、衝撃でした。
絶版となって久しく、それは幻の花であり、伝説の花… (林田)











2020/10/12
「苗場山」 | 山ウォッチング
写真 F.youkoさん

Fさんから、山便りが届きました。
登山された方だけが味わうことができる山の神聖な気配。
教室の皆さんにも届けていただき、ありがとうございます。 (林田)


(以下、メール文です。)
先日10/2 、近くの苗場山に登ってきました。
紅葉を狙って出かけたのですが、山頂はちょっと曇りでした。残念でしたが、紅葉ピークをなんとか満喫できました。
春もお花が綺麗で有名な山です。



この写真は頂上です。

苗場山 」
ず、出発地点は1300m近くの場所まで車で行けます。もう平地とは違った表情の草木がたくさんあります。丈夫で繁殖するよう、梅鉢草が敷き詰めるように咲いていました。
標高が高いので、草木は赤々と紅葉しています。
山には、先生が教えてくださるような世界が広がっています。手付かずの自然は
、(写真では表現しにくいのですが)驚くような表情や姿をした草木がたくさんあって勉強になります


 



さぁ、出発!です。


  眩しいくらいの赤です!

 

 
ナナカマド
「いきなりですが、苗場山はこんなところ(これは頂上です)。春もお花が綺麗で有名な山です」

リンドウ

蝦夷御前橘(エソ゜コ゜ゼンタチバナ)。
岩陰に敷き詰めるように咲いていました
そして、さらに登ります。

2時間ぐらい登ると、振り返るとこんな感じです。少し曇っていますが、一面紅葉です!

「八合目まできました。ここは絶景です。紅葉するモミジの先は雲がかっていますが、少し景色が見えると下のような景色です」




11時47分  「右下から左上への稜線にそって登ります。曇っていますが気持ちいいです。左上の雲に入った場所か゛頂上です」

12時48分

    12時59分 「頂上到着です!!」 
   
「往復7時間前後です」










2020/6/26
「花の百名山」 | 山ウォッチング ②
写真 F.youkoさん

「日曜日、4時に起きて、花の百名山と言われる平標山(たいらっぴょうやま)と仙の倉(続いている山々)へ行きました。
もう、数ヶ月も前からこの時期と天気を狙っていたので、花は満開でしたが、ちょっと曇っていて残念。
ですが、ここでしか見られない、かわいい花々と出合いました!」

山好き女子 F.youkoさんからの山便りです。さあ、私たちも同行しましょう。(林田)


写真を横に撮っているわけではありません。雪の重みでこんな形(逆L字)に。
山躑躅
延齢草

 アマドコロ
地元では茹でて食べます。


雪笹。これも茹でて食べます。
 
ほんのり甘いです。
ギンリョウソウ。5㎝位で小さな妖怪見たいです。別名ユウレイタケ。 
ユキザサやアマドコロなどの若芽を山菜として食されるのですね。土地の人ならではの春のごちそうですね。(H)
ここまで来ると結構登りました。
登った時、しんどいと思いながら目の前に花がパッと咲いていると、感動も倍増です。

     
  シャクナゲ ツマトリソウ 


「ようやく!ここからメインの花畑に向かいます」





稜線の両脇にたくさん小さな高山植物が咲いていまして、ゆっくり登ります。


「こういう花が咲いています。白いお花の部分が1cmくらい。地元の人は「アカモノ」と呼んでます」


頂上の花畑に到着。

頂上の木道はこのような花畑が続いています
 
ハクサンコザクラ(紫)とハクサンイチゲ(白)



イワカガミ

チングルマ

ワタスゲ

F.youkoさん、花の百名山への山案内ありがとうございました。
「山」は、私たちに多くの教えを授ける「教場」と自分は思っています。草木花が神聖な空気を纏っています。(林田)










2020/
5/6
 
山ウォッチング
写真 F.youkoさん

 「 無心雲自閑 辛夷は4/25(土)の写真。






コロナ禍2020 GW最終日。胸がすく青空をお届けします。
新潟の山中に居を構えておられる
F.youkoさんからの山便りです。

今日は、5時起きで山に山菜採りに行きました。寒かったです。帰る頃には、
青空が!
この辛夷(→)の場所には、山桜と片栗が咲いていました。
木五倍子も鈴なりでした。

東京とは確実に1ヶ月遅れています。撮影は標高1000m位の場所です。
家でも1週間前まではストーブ付けていたほどです。
さすがに最近は急に夏っぽくなってきました


散策路を歩くと山野草が普通に咲いているほどでして
こうした植物が身近にあることも、お教室に通うようになり初めて見えてきました。
見えてなかったものが見えてきた感覚ですと。




 木五倍子

辛夷










2020/5/3

  奥多摩 夏は来ぬ」
写真 F.saeさん




卯の花の 匂う垣根に

ほととぎす 早も来啼きて

忍音もらす 夏は来ぬ


 
 初夏の訪れを告げる卯の花。 新緑の瑞々しさが心にしみる 美しい季節を迎えました。
 日々の散歩道だそうです。

 今年は、ステイホームの静かなGW。 奥多摩の空気を感じましょうか。(林田)









(C)2012 林田英子 なげいれ花十二ヶ月 教室
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