1
  更新 2018.9.16
   top
2017 flower photo <Nageire - Hayashida, Eiko

お知らせ
お教室の花 「十人十色」 を一冊の私家本にまとめました。10月中(予定)に当HP上にてご案内をさせて頂きます。 
Album 四季
前月の「花

 
長月
→9/5 album19更新


薄・山白菊・雄山火口・朮・姫平紅帯・杜鵑草・女郎花・草牡丹
昨日、入られた方です。
草物をたくさん生ける稽古が出来るのは、若葉生い茂る新緑の頃 (5月)と 初秋の花が咲き乱れる「花野」 (9月)の時季になります。

習い始めの頃は、その時期に<たくさんいける-足し算の花>の稽古をされると、いいと思います。
大から小にはいけても、小から大にはいけません。ちょこちょこ小手先だけでいける「からだ」にならないようにと
「若いときにしっかり食べ体力つけて、心身養うのが大事、それと同じです。」と話しています。






犬蓼・白花杜鵑草・薄






蝋梅・姫平紅帯







薄・晒菜升麻・白花杜鵑草・水引・金水引
(※下の花も同じ方です。)







紫蘇・栗の末枯れ
毎年、お庭の紫蘇をお持ちになります。
この方は、ご本人の姿、気質を映したような、すくすく伸びやかに育った魅力ある山野草を、四季を通してお持ちになります。
おばあさまが、そこまでにされたお庭とお聞きしています。
いつもの大きな紫蘇と違って、今回は珍しく小振りで、故に、侘びた趣の器(
丹波の陶置・江戸時代) におさまりました。おたずねしましたら
「いつもは間引いて育てているのですが、今年は間引かず自然のなるがまま育てたらこうなりました。」と。

いけなおしのとき、手が紫蘇のいい香りに包まれました。






葡萄・藤豆






雄山火口・藤豆・鳥兜・金水引







白花杜鵑草・ドクダミ・朮
器は木の皮です。雨の中、拾ってこられました。







草牡丹・雄山火口・山白菊・狗尾草







女郎花・沢桔梗・山白菊・水引・萩







藪蘭・宝鐸草
お持ちになったものです。







山何首烏(ヤマガシュウ)・山白菊・萩







実生の松・二葉萩
今年入られた方ですが、実生の松をお持ちになりました。
春先にも「銀杏」の実生をお持ちになり、その方の中には「花なるもの…」への思いが潜在的に宿っておられるのかなと思います。
実生の木はなんとも言えない初々しい山の気配を抱えています。








犬蓼・杜鵑草・河原撫子






    
「花は人なり」
1年前のお稽古で、花材としてお渡しした「紫式部」の鉢。同じクラスのお二人がこの日お持ちになりました。
育つ環境の違いも勿論あるでしょうが、「花は育ててくれた人を映す。」と私は思っています。
まさにこの紫式部も、お二人を想わせる、花の姿でした。
(左) 毎回、瑞々しい透明感ある素直な姿の花をお持ちになります。(右) 毎回、詩情あふれる魅力ある花を育ててお持ちになります。

(※お二人がいけられる前に、その姿の違いをカメラに収めたく、記念撮影的にパパッと1~2分で撮らせてもらったものです。)







ヤマガシュウ・犬蓼







洋種山牛蒡・薄







水引・薄







草牡丹・吾亦紅・カッコウアザミ・薄







薄・金水引・柚香菊・吾亦紅・女郎花・松虫草・鵯草


「庭に咲き放題に咲いている金水引を持ってきたのですが…」(左側)と、きほん1年目の方です。
その3方向に伸びやかに出ている1本をまるごと、まず最初に入れなおしました。
それだけでも十分に美しい風姿ある金水引が入ったことで、あとは楽です。叢を繋げ、色を繋げ、最後に吾亦紅→薄と入lります。
初心者の方は、「叢をつくる-色を加える-線を立ち上げる(女郎花・薄)-点を打つ(吾亦紅)などの要素を目で体得し
楽しく絵を描くように、花にからだが動かされ、手筋美しくいけていくことが大切かと。
更に入れていくことも勿論できます。ただ9月初旬、夏から秋への狭間のこの時季、見た目が重い印象にならないことも大事です。

薄のこと
秋季のスタート8月お盆過ぎの稽古では、薄の花穂はまだ硬く、それをどうにかこうにか優しく開いて用いましたが
昨日9月からは待ち望んでいたパラリと開いた穂先が美しい、茎も細い薄を使わせて頂きました。
花長さんの薄は、毎年それはそれは美しく、稽古場でもこの薄の細やかな姿をからだに入れるよう皆さんに話します。

今月9月号の茶道誌「なごみ」に花長・能村菊人氏連載の「たかが薄、されど薄」(2P)のお話が掲載されています。
薄 調達のこだわり、そして大変さをあらためて思いました。感謝です。





木槿・狗尾草・羊歯
名残りの木槿を、古民具 桜皮の箕に。








灸花・朮・吾亦紅







狗尾草・草牡丹・白山菊・吾亦紅・大山蓮華の末枯れ
5月のお稽古でお渡しした大山蓮華を、末枯れさせて、お持ちになりました。







葡萄・薄・吾亦紅







栃葉人参







草藤・野良人参・河原撫子・女郎花・犬蓼・小雌日芝



 Album 四季
2018 -12ヶ月の花-


up ↑

 (C)2012 林田英子 なげいれ花十二ヶ月 教室 All rights reserved.
なげいれ 花の教室 林田英子