-多様な椿の姿-
椿はその種類も多く、色、花の大小、咲き方、葉形、それぞれ趣も異なります。
「器」、「場」、「用向き」を考えて吟味し選びます。
花期もとても長く、11月から4月の下旬ころまで楽しめます。
■ ガラス器に
こちら3点の椿は全て<藪椿>です。
■ 椿一輪に心を留めて

窯道具の匣鉢に (白木蓮・椿・貝母) |

黒文字・椿・貝母 |

山茶花・伊予水木 |
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百花繚乱、春椿の花、花、花を重ねいれる |
-春椿を愉しむ-
色とりどりの<春椿>をいけるのは、3月のこの時期にしかできない稽古です。
たくさんの椿を<共用花材>>として使わせていただきました。
赤、白、薄桃、斑入り、大輪,、小輪、開花、蕾…、
器も大仰なものを選ばず、何でもない籠やガラス器と合わせて
椿と遊ぶ気持ちで手を進めるといいと思います。
■ 籠にいける 1.2
1 2
<花をいける前の、大籠(右写真)への仕込み>について
1. 枝を内側に渡し、籠の口を広げています。
2. 落とし(水を入れる容器)を、2個仕込んでいます。
3. <落とし>が安定するように、周囲を新聞紙で包囲します。
4. 新聞紙が見えないよう、籠と同色のフェルトで全体を覆います。
これでいける前の、下準備ができました。 |
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