山桜
ここに載せた山桜のお相手の土筆や、浦島草は受講生それぞれの方が思い思いにお持ちになっていたものです。 頭で考えたらまず取り合わせないであろう<草もの>ですが
いけてみると理想的なカップルとは言えませんが、妙に上手くいきそうな「二人」に見えてきたのは、私だけでしょうか。
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山桜・土筆 <古銅仏花器> |

山桜・浦島草 <弥生土器> |
山桜・松・土筆 <曽呂利> |
山桜・山採りの椿 <弥生土器> |
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古より、歌に詠まれてきた<山桜>。
新年度はじめ、その山桜をご用意できました。
取り合わせとしては
山採りの椿、黒百合、木五倍子、松など
ご用意しました。
山桜がまとっている空気の違いが読み取れます。
花と葉が同時に開く特徴も、わかります。 |

↓こちらは 染井吉野・藪椿 |

笹 <古銅双耳薄端花瓶>
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笹の花が咲いた! |

↑ 見えにくいですが、笹の「花」です。
竹や笹は60~120年の周期で花が咲くと聞きます。
イネ科ですので咲き方も稲に似ています。
御寺の方が寺庭からお持ちになりました。
そこに居合わせた私たち全員、初めて見ました!
竹の花が咲くと不吉な予兆…とも言われたりしますが
昨日の土曜クラスには、神職の方がいらっしゃるので
そうしたことを消し祓って頂いた気がしました。 |
竹の秋 季語
筍の季節も過ぎると
竹は晩春に葉が黄葉し、<竹の秋>をむかえます。
しかし、同時進行で新芽も出始めていますので
5月になると、青々とした姿にいつしか変わっています。 |
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