Album 33 | 林田英子教室 | 十人十色 なげいれ花十二ヶ月 | 2019/9月 |
掛け花のすすめ 掛け花は軽やかな風姿が身上。 宙に浮いている花ですから、見た目が重くならないようにします。 やや見上げる位置に花入を掛けますので 花の姿は前傾するように入れます。 見る人に、花が語りかけるような傾きです。 茎元は器の途中で留まっています。 掛け花を稽古すると、「正面の一手」が定まってきます。 おすすめします。 柳 春、柳の芽吹きを毎年心待ちしています。 煙るような萌黄色におおわれる柳の立ち木が殊に好きで そこだけ春霞がかかったような美しい姿には いつも心をもっていかれます。 ● 右の写真は、7月下旬頃にお持ちになりました。 場が浄められるような、なんとも美しい柳でしたので 「何も足さず、何も引かず」。手数をかけずに、サッと掛花入に。 冬に稽古で使った柳を挿し木したものだそうで 他にもいろいろなものを挿し木して育てておられるようです。 |
姫百合・木通 |
掛け花-晩夏 松・虎杖・仙翁 |
金水引・山白菊・薄・丁子草 |
掛け花-初秋 洋種山牛蒡・薄 |
藤蔓・沢桔梗・薄 |
丸葉縷紅草 |
掛け花-初秋 薊 うつわは、掌に乗るくらいの小さなもの。レトロな雑貨です。 紐をつけて掛けれるようにしています。 ((左-小籠 中央 / 右-ニッキ水の古ガラスの瓶) |
ベル鉄線 |
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