Album 45 林田英子教室  十人十色 なげいれ花十二ヶ月 2020/1


睦月の花


松・山茱萸・菜の花   弥生土器
同じ松を用い二例

松・木瓜・菜の花・蕗   匣鉢「馬の爪」




紅梅・松・蕗の薹・葛豆   古瀬戸破れ瓶子 鎌倉期
 同じ松を用い二例


松・菫   トチン







槇・雪柳・菜の花   時代 古信楽壺

苔木・蠟梅・笹   古信楽壺 室町期
 


紅梅・松・八手   唐銅双耳薄端花入


   





 紅梅・日陰蔓
 
紅梅・蕗の薹  |  古銅四方口花入

紅梅・蕗の薹  |  曽呂利

紅梅・水仙  |  高麗青磁瓶





自然物そのままを 器づかいに

 笹竹をお持ちになりました。
稈が細身で美しかったので、
笹竹そのものを掛け花仕立てにしてみてはと提案しました。

12月に木の皮をお持ちになり、その時は聖夜の花の趣向で置いて使われたのですが
「これ自体を掛花入にしてもいいですね。」とアドバイスしましたら
水を入れる容器
(落とし)を裏側に上手く取り付けて、
しかも天地を逆にして2通りに使えるようになさってお持ちになりました。

その裏側の<落としの仕込み>の創意工夫に感心しました。 

笹竹・蠟梅・日陰蔓

水仙  
器-木の皮 [1] 


器-木の皮 [2] 






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