数寄の器
古瀬戸破れ瓶子 鎌倉時代 | 時代 古竹掛花入
犬升麻・末枯れ笹・杜鵑草・山芋の蔓・沢蓋木の実
深まりゆく秋は、心に沁みる道具を取ると、しみじみとした詩情が叶います。
破れもの、やつれもの、朽ちたもの、…
こうした道具は「心の成長ありき、やがて辿り着く境地…」との
先人の言葉を心したいと思います。
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丁子草・白花杜鵑草 |
朝顔・木通 | 056 |
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檜・松・丁子草 | 古竹掛花入 056 |
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柿・山芋の蔓・ドクダミ・薄 | 陶製掛花入 056 |
水引 (紅・白)・水木 | 古民具 山葡萄籠 |
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青葛藤・沢白菊・丁子草・蚊帳吊草 | 新羅破れ小壺
仙翁花・金水引・上臈杜鵑草・雌日芝 2019/034
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椿・令法・紫式部・鳥足升麻の黄葉 | 古民具 籠 |
烏瓜・虎杖・仙人草、野葡萄・丁子草
陶製銀彩掛花入 林みちよ作 |
犬枇杷・木通・丁子草・紫蘭 | 須恵器横瓶 2021.9.10 |
2021.10.16 |
2018.9.15 |
大きな大きな杜鵑草
杜鵑草 | 2020
[上] 毎回お庭の花をお持ちになるのですが、サイスが桁外れに大きく、この杜鵑草もお庭で咲いていると自重で折れてしまうとのこと。
以前、「特別にたくさん肥料をやっているのですか?」と尋ねましたら、何もしていませんとのこと。
小さく見える壺ですが、これは信楽の大壺で高さ40センチは悠にあるのですが、小壺に見えます。
(うちの稽古場にはこれ以上大きな器はありません。苦笑)
ご立派な花を求めている教室ではないものですから、この方の花はいつもスケールアウトしてしまいます。
「なげいれ」の稽古において、一人一人の方の想い=欲望を受け止めて「花」にするのは、なかなかに大変…です。
1年後、再びお持ちになりました↓
杜鵑草・吾亦紅 | 2021
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(C)2012 林田英子 なげいれ花十二ヶ月 教室 All rights reserved
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