TOP


 
「気」

写真はすべて受講生撮影です


自然からの便り

2024/1/14―福岡糸島から だより―
新年・山へ
写真・文 K.yukiさん

昨日、高祖山に登ってきました!
澄み渡る青空。とても気持ちが良かったです!
!(Yuki.Kさん)



 印象派コローの絵画のような空気感です。







K.Yukiさんの目に映っている故郷の景色。それらは心が洗われる空気に満ちています。まさにカメラは「心の眼」。
花も同じです。それぞれが道のりはまだまだ遠いかもしれませんが
<見せる花>を超えて<見えてくる花>へと、自身も求め続けていきたいと願っています。(林田)











2024/1/1
「聖域」

なにごとの おはしますかはしらねども かたじけなさになみだこぼるる  西行

スタートは
(下・写真)古代の歴史が眠っている鎮守の森です。暮れも押し迫った12/27、 用事の合間 急に閃いて足を延ばした土地でした。
案内してくださった方は自分の関心をよく知ってくださっているので
最初に山側の古い神社と古寺へ、帰り途に海側の水平線が拡がる冬の海に-半日廻りのベストチョイスのご提案を受けました。
観光を一切望まない私には何より有難く、その日は神様仏様と向き合う こころ澄む時間となりました。

この鎮守の森は、足を踏み入れるのも、声を発するのも憚れるほど鎮まりかえっており、まさに神域。
ひと一人合うことも無く、清浄極まりない尋常でない空気に満ち満ちており「なにごとのおはします…気配」とはこういうことかと体感しました。
この地は、そのかたの故郷で在住の地。ご本人の宝物のような場所をご案内くださったことに感謝、感謝、感謝でした。
そうした気配を感じたこともあり、私が安易にの地を伝えてしまうことは憚られるので、場所は伏せての記述とさせて頂きます。
(林田)


|  神社  |








|  寺  |

樹齢400年の大楓
今回の寺社巡りでは、樹齢数百年の紅葉、銀杏、楠、真柏の木霊を拝むこともできました。











2023.10.5
暫し、東京を離れ 日光へ
ようやく秋、薄、野菊、小鮒草、水引、名残りの秋海棠に出会えました。(林田)
   



|  松景色」三態  |
それぞれ一幅の絵のような松景色。↓(A),(B),(C)  屏風 | 六曲一隻・二曲一隻 | 掛物へと、イメージが膨らんでいきました。(林田/写真
( A )

宿の庭から下りての渓流沿い。対岸の松景色です。
( B )

渓流へ枝を傾斜し伸ばす、宿の赤松
( C )

 
眼下に広がる 渓流と松











2023/9/7
山形 | 庄内 「月山」 | 弥陀ケ原湿原< 天空散策 >
写真・文 K.nanaeさん

 先日遅い夏休みで、庄内 月山の弥蛇ケ原湿原へ初めて行きました。
月山は標高1984メートル。八合目までは車で1時間ほど上がります。
山中は車が双方向で行き交うことができないほど道が細いので、道の端から見える崖下の景色には恐れを感じるほどでした。

そして、雲が間近に感じられるくらいになると、いきなり眼下に開けた世界が…!! 息をのみました。
何ともこの世とは思えない、月面に降りたような、違う惑星に来たような気持ちになりました。
ちょうど山伏のような人びとが唄を歌っていたのですが、それが湿原に響き渡り歩いていると不思議な気持ちに満たされていきました。
月山は成層火山で、噴火を繰り返し繰り返し起こし、堆積して溜まった結果このようななだらかな台地ができたのだそうです。
辺りが静閑な中、小さな花たちが秘めやかに出迎えてくれました。











2023.8.4―福岡糸島から 山だより―
古木と実生
写真・文 K.yukiさん


次の命の土台となっている古木。
山の中ではごくごく自然に行われていることですが
命のめぐりを感じています。






稽古の翌日 朝一で福岡に戻り、その日も通いなれた山へ向かいました。
入山前にはいつも大きく深呼吸して一礼、山での静謐な時間に浸ってきます。
清らかな空気を体いっぱいに吸い込んで、来月もお稽古に向かいます。


Kさんは東京で10年程お稽古に通っておられたのですが
コロナ禍、東京から故郷の福岡に居を移され、あらたな道を歩み始められました。
福岡糸島の山便りは、Kさんの今の心の輝きを伝えてくれます。
山という巨きな師を背景に持たれたことは、ほんとうに良かった…、そう思っています。(林田)












2023/5/28
新緑浴 那須  | 山中に、赤松の「二つ真」屹立

東京を離れ<新緑浴>に出かけました。(林田)




新緑のパノラマの展望が広がり流水音が迫ってくる
渓流沿いには赤松2本が山の神のように屹立!!!!!、山中に見るまさに「立花の二つ真」と思える見事な景色。
この奇遇に、赤松に、山に、手を合わせました。(拝)
山の清澄な空気に浸り、日がな一日…水音をBGMにこの二本の赤松を眺め過ごしました。

今年の初めhpに「新年、まっすぐに」をアップしましたが、今回の自然のそれは崇高そのものでした。

「二つ真」という言葉も30年以上前でしょうか、 師に稽古場で1度だけ伺った記憶が最初です。
近年では師の貴書「花をたてる」で拝見し、「二つ真」に書かれておられる文章もあらたに読み返しをしました。












2022/7/24
山、滴る
写真・文 K.nanaeさん

建築探訪の旅で坂茂さんの建築を見に軽井沢に参りました。
先生がおっしゃる夏、山滴るとはかのような風景なのかと思いを巡らせながら朝に夕に散策しました。
儚げでありながら、それでいて強くしっとりと生きる姿に魅了されました。

建築の企画・デザイン/設計/監理/制作を代表としてお仕事とされているK.nanaeさんかのお便りです。(林田)
 









2021/12/12―福岡糸島から 山だより―
冬ざれ
写真・文 K.yukiさん

先週、福岡と佐賀の県境、背振山系の<井原山>を登ってきました!標高は982m。往復4時間ほどのコ―スです。
山の空気〜気持ちが良かったです!!




登山当日は、ここ数日の中では暖かったのですが、それでも午前中はチラホラと霜が降りていました。


雲一つ無く澄み渡る冬の青空、美しいです。キーンとした山の冷気が伝わってきます。
12月は 年納めの「師走のお稽古」、1年の締めくくりとなります。
この澄んだ青空のように清澄な空気感を大切に、きっぱりと、凛と、いけることが肝要です。(林田)










2021/11/5―福岡糸島から 山だより―
かしこみ かしこみ | 大分 耶馬渓 やばけい
写真・文 K.yukiさん


大分県中津市にある日本三大奇勝として知られる耶馬渓に登ってきました。
紅葉はまだ3割程でしたが、清々しい青空と空気に包まれた1日でした。




山道を歩いているといきなり現われ…お稽古での拝見のときのように思わず一礼してしまいました。

「山の主」凄まじき姿ですね…(拝)









2021/5/22―福岡糸島から 山だより―
糸島市 「雷山
写真・文 K.yukiさん

先週、自宅から車で20分ほどの所にある<雷山>という山に登ってきました。
古来より霊峰として崇められていて、山中に雷神を祀ることから別名「いかづち山」と呼ばれています。
梅雨入り直前だったので、うっすらと靄のかかった山中は神聖な空気に包まれ、
まるで雲の中にいるような…別世界でした。





銀竜草 ギンリョウソウ 別称「水晶蘭」

深い緑の木立ちの中、ちょうど半分ほど登った辺りで
ぼんやりと白く浮かび上がるものが目に入ってきました。

茎・葉・花までもが透けるような白色。
「銀竜草」別名ユウレイタケというそうです。初めて! みました。
自分で光合成を行わないため、花期が短く溶けるように消えてしまうそうです。
キノコの仲間と思ったのですがが、腐生植物という多年草の植物。
四季折々の山・植物たちの多種多様な姿に胸がトキメイテいます!


まさに神域の空気に満ちた山中の景色ですね。
この「空気感」がなげいれ花の求める本質であり、「無私」を心に抱えていなければならない所以です。(林田)









2020/6/16
柿田川湧水
写真・文 E.makoto さん

久しぶりに休みが取れたので御殿場の柿田川湧水公園へでかけました。
神聖な湧水が流れる公園です。山や川をきれいにしてくださる方が暑い中働いておられました。
自然そのまま…あるようでいても、美しい景色には人の努力があり続けますね。


水の流れ方も、ただ清く流れるだけでなく、なんとも言えない水面の動きがあり、ずっと眺めていられる景色でした。
湧き出る水は富士山に降った雪や雨が
2527年かけて地層地下を巡ってきた水なのだそうです。

驚くほどの透明度…青い水の中に吸い込まれていきそうです。園内の神聖な空気が伝わってきます。(林田









(C)2012 林田英子 なげいれ花十二ヶ月 教室
Repost is prohibited